年初めにホラー映画観ちゃいました 〜映画「来る」〜
明けましておめでとうございます。
新年早々引いたおみくじが大吉でめちゃくちゃ嬉しかったので、今年は勢いだけで生きていきたいです❗️
今年も映画🎞とか猫🐈とか思った事をブログにしたためてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
お正月休み、今年は長めですが、生来怠け者の為、「あ、結局休みあっても何もしなかったよね」で終わりそうで、そういう人にとって何か、いつもと違う事をやると良いよってメンタリストのDaiGoさんが言っていたので、「来る」を今年の映画始めに選びました。
ホラー映画は普段観ません。怖いのは嫌いだし、グロテスクなのもちょっと…。夜お手洗い行けなくなるし…(小さい子かな❓)なので普段やらない事として選ぶには良かったです。でも感想としてはちょっとホラーっていうより、エンタメで派手な映画だと思いました。
私極限状況で「もう誰も信じられなくなる」系の話大好きです。人の嫌な部分が全部見られますよね。ウォーキングデッドとか、あと私のイチオシはマニアックかもですが、ドラマ版ターミネーター サラコナー・クロニクルズ ですね。マニアックですかね。そうですよね。でも当時日本でも結構これ力入れてプロモーションしていたと思うんですよね。売れ行き芳しく無かったのですかね、今じゃない事になっている気が…。借りようと思ってもツタヤとかにないし配信もされてなさそうなのよね。残念なのよね。
ドラマ版ターミネーターは(元々ターミネーター大好き❗️💕)若きジョン・コナーとママと、未来から来た少女型のターミネーターの話なんだけど、途中からママンや味方の筈のターミネーターも当てにならないっていうか、信じられなくなってきて超面白かった。
話が逸れましたが、そんなこんなで人間不信になりたい方がいらっしゃいましたら、是非この映画を観て下さいね(●☌◡☌●)
いい感じに皆頭がおかしくて、クズです❗️
…これから先、ネタバレしてたらごめんなさい。
1大感想がやっぱ人間って気持ち悪いなって事です。
さすが中島哲也監督。人間の嫌な部分を描くのが超上手いです。
始終不穏な空気のまま映画は進み(幸せな結婚式のシーンででもですよ)気持ち悪く終わりました。あと人間はめちゃくちゃ愚かなので、一時の感情に流されて、本来ならこう選択した方が絶対的に良くても、間違った選択をしてしまうのですね、分かります。
主人公の秀樹はきっと全世界から嫌われそうな男ですよね。父性溢れる(?)人間を演じていますが結局何もせず、周りにアピールしているだけ。ペラッペラの人間。ある意味一番厄介です、やっているという意識だけがあって、口だけ出して、実際育児など何もしていない人。彼は夫として、父親として駄目なのではなく、人としてまず駄目❗️彼のブログを読み上げているシーンで「殴りてええええええええええええええええええええええええ」って思った人は私だけではないですよね(´◡͐`)にっこり。
香奈はお祖父さんの13回忌に出た後、秀樹との結婚からは全力で逃げた方が良かったな。
まずあんな親戚とは付き合いたくないし(もう突っ込み所多すぎて書ききれない凄まじさ)、秀樹は秀樹で他人の香奈に「後で色々言われても嫌だから」というゴミのような理由で手伝いに行かせるし、秀樹の母は「邪魔」って笑いながら彼女を突き返すし、秀樹はそんなでも笑っているだけだし。その後の彼女の人生が想像できるよね、この時点で。
キャスティングはとっても良かったです。
妻夫木聡は「爽やか好青年」って立ち位置の俳優だったと思うんだけど、笑顔が怖いなって思っていたし、めんどくせーって顔をする時彼の暗さが見えたし(本当の妻夫木氏の性格は知らない)、最近は人間のネガティブな部分を見せる演技の方が多くないですか。キャスティング考える人すごいですね。
あと松たか子さんがとっても好きです。私の中で最初キムタクと共演したラブジェネレーション等のイメージが強すぎていたのですが、最近(でもないけど)カルテットで完全に変わりました。
笑っているのに怖い。表面に見えるもの以上のものを内側に抱えている、ような奥行きのある演技って中々難しいですよね(映画 告白 も良かった❗️)
今回は始終クールな役でしたが、かっこよかった❗️むしろ松さんが出るからこの映画観たいと思ったようなもんですよ。
観終わった後、感想書こうと思ったのですが、結構よく分からなかったので原作読んでみました。バケモノについてはちょっと分かったけど、映画と結構違いました。私はどっちがいいとか言いませんが、映画の方が視覚的に派手(?)で、沢山人が死んでおりました。
もー、「あれ」は沢山人を殺し過ぎ❗️どんだけだよって感じです。血もぶしゃーでしたね。
と、最後に「人殺し過ぎ」というとんでもない感想を書いた所で締めたいと思います。
ではまた〜。