GrumpyCat

私的映画やドラマで学んだ事をイラストにまとめているブログ。時々猫。

映画 蜜蜂と遠雷

 

観た過ぎて金曜日の仕事中ずっと予告を脳内リピートしていました。

 

私が行った映画館だけかもだけど、ジョーカー人気の影響でこちらの映画の入りは若干…、だったのだけど是非多くの人に観て欲しいと感じた。

 

音楽の事もクラシックの事も何も詳しくないけど音楽関係のお話は大好き。原作大好き。恩田陸先生大好き。なので原作にない台詞やシーンが気になったり「あー、この描写は入れて欲しかったわー」という(上から目線の)心の声が邪魔していたのですが、いつのまにかそんな事忘れて観入っていた。

 

 

 

f:id:himerome213:20191006110903j:image

亜夜

 

亜夜の中にはお母さんを亡くして迷子になったままの小さな女の子がいる気がして、大きくて不安そうに潤んだ瞳を見ると胸が痛くなった。覚悟を決めた人間の表情はいつ見てもハッとさせられるほどかっこよく、演奏シーン凄すぎてぞわっとした。さすが松岡茉優ちゃん!

あと衣装が素晴らしい。詳しく書けないけど普段着もステージ衣装も。目の覚める様な美しさだった。是非劇場でハッとさせられて下さい。

 

f:id:himerome213:20191006113251j:image

塵くん

 

自由奔放で掴み所のない役って演じるのすごい難しいと思うのだけれど(やり過ぎるとわざとらしくなってしまいそうで)この子は本当に塵くんだった。見た目もそのもので、くりくりな瞳と艶々なお肌が眩しかった(なお私の肌…)ナイスキャスティングどころの話じゃないくらいのナイスキャスティング!

 

f:id:himerome213:20191006114739j:image

マサル

 

精神、身体共にタフで容姿端麗、自己マネージメント能力高い完璧な王子様。持ってない人間って彼の様な人間を見ると楽して何もかも手に入れている、恵まれているって感じてしまうけど、その高みに行くまでに並外れた努力をしているのよね。関係ないけどまーくんがジョギング中に付けていたワイヤレスのヘッドフォンの欲しいな、かっこよかった。

 

f:id:himerome213:20191006201845j:image

明石

 

どうしても「最年少の天才現る!」が注目される世界にて、最年長で所帯持ちで社会人として他に仕事を持っているという異色な参加者。強調したいのは分かるけど、ちょっと「生活者としての音楽」というワードに引きずられ過ぎな気もした。彼は語り部としても最高なので、そこをもっと入れて欲しかったけど時間的に無理か。

あと明石は下の名前ですので。

 

 

 

では。

回復したらジョーカー観て、感想書きたいです。